私は一般消費者でもあり、一般の人より生産現場を知っているという立場にいます。(自称)

家畜が本当に命をかけて生産する牛乳、肉、卵など。

スーパーでパックに入ったそれら畜産物。

決して＝（イコール）で結ばれない「価値」のギャップにもどかしさを抱えつつ、なかなか日常生活で意識する事が難しい現実。

何かそんな説教臭くならず、めんどくさくなく、

「なるほど！確かに！」

というようなきっかけ作りができたらとずっと思っていました。

それに、そもそも、牛は可愛いし１頭１頭性格も違うし、個性豊かでとても面白いです☆ きっと意外に知らないこともたくさんあると思います

現場を離れて２年ちょっと。

私の家は農家ではないし、私自身今は直接携わっていません。 どうしたら、この思いを実行に移せるのか… 色々な方法を考え、

ある日、「あ！」と舞い降りてきたのがこの移動販売とい方法。

それまで街中で注目したことも、そんなに興味があったわけでもありませんでしたが、なぜか

「あ！これかも！」

と思ってしまったのです。

もっと家畜や畜産のことを知ってもらいたい＋アピール＋多くの人（特に一般の方）＋維持費＝牛乳を使った移動販売車での活動

「これだぁ・・・！」

ひらめいた当初はやはり、不安定な収入、未知の世界に全てをかけて飛び込む勇気などなく、休みの日とか、ボランティアなど最低限の維持費確保の営業を考えていた私ですが、今は違います。色々先輩方に教えてもらったり、少しずつ知っていくうちに、逆に、中途半端では出来ない、想いがあっても本気でやらなくては認めてもらえないことなどが、だんだん分ってきました。

それでも厳しいといわれる移動販売の世界ではありますが、thanks　milkは色々な人との繫がりを大切にしながら、工夫して長く続けていくことに意味を持ち活動していきたいと思います！

とにかく何か自分のできる事で酪農と関わっていたかった。

正直それが本音かも？